枯れはてしおどろが下や水仙花ー正岡子規
俳句を読み解くには辞書なくしては解くことが出来ない。
うーん、?子規は「や」できっているね。
おづおづと夕日沈める冬至かなー鈴木真砂女
「沈める」は、他動詞だ、真砂女が沈めることはできない、となれば、冬至が沈めたことになる。
なぜ冬至が恐る恐る沈めたのだろう。
余りにも早い日の入り、冬至は気がひけたのではないだろうか、誰かに文句を言われたのかも知れない。
まあね、俳句とか、国文学とか、そう言うのに関心がない人に、他動詞とか自動詞とかを頭に置いて俳句を鑑賞する人はあまりないでしょう。