bnkosyouのブログ

表記された言葉の奥にあるもの//言い終えて何かあるか、俳句は詩、ということを忘れている人は多い

読んだ人は分析しはじめる、

ガーベラのラの埋もれたる苗札ぞ神野紗希
自明の句、何の説明もいらない。
若い作者だから特別冒険した句ではない。

俳句は発表されたら一人歩き始める。
読んだ人は分析しはじめる、それでないと発表した価値がない。

「ぞ」なぜ、そんな助詞を使うのでしょう、詩は強い表現で毀れる。

ガーベラのラの埋もれたる苗の札
控えた表現で成る。

 

俳句はある年数をやっていれば誰でもそこそこに詠めるようになる。