bnkosyouのブログ

表記された言葉の奥にあるもの//言い終えて何かあるか、俳句は詩、ということを忘れている人は多い

角川源義VS春樹

明け六つも暮れ六つも鐘冬に入る_角川春樹
明け六つ・暮れ六つ。午前六時・午後六時ごろだと思う、鐘を衝いて時刻を知らせる。
作者の正確な年齢は知らない、実際にこんな村里があれば行ってその鐘を聞いてみたい。
♪♪山のお寺の鐘が鳴る♪♪の世界

逝く年の人の歩まぬ闇に入る_角川源義
実際に闇に入っていったのではない。
感じたこと、思い浮かべたことを、見たことのように写生句にする。
それも有りです、親子揃って成し遂げた。