2020-08-25 😪草や木、鳥たち、物みな生気溢れる時期、だから、人は愁いに襲われるのだと思う。 満開の次のしごとを花の幹 渋谷道 作者は有名俳人、好きな俳人でもある。 花の幹、は、桜の木でしょう。 助詞の「を」が、句を深くしている。 聞くまでもない、次の仕事は「花吹雪」次は「葉ざくら」毛虫とも戦わなければならない。 桜紅葉はきれいじゃない、耐えなければならない時期でもある。 人のそしり知って春の愁ひかな 鈴木真砂女 ふと、物思いにふけったりするのも「葉ざくら」の時期。