2021-01-03 古典俳句 元日やされば野川の水の音 小西來山(こにしらいざん) (1654~1716)305年前の俳人。 句意・(されば)→元日だからこそ、聞きなれた野川の水の音も普段と違った感じに聞こえる。 三百年前と令和の時代では元日を迎える感覚も違うと思う。 元日や草の戸越の麦畑 黒柳召波(くろやなぎしょうは) (1727~1771)時代は蕪村と重なる。 鑑賞のポイントは・「草の戸」は、裏の戸でしょう。 おもては、しめ縄、門松で飾られている、その対照の面白さ。