2019-03-21 僕の句会ならこのように言う ひぐらしや尿意ほのかに目覚めけり 正木ゆう子 何時目覚めたのか、(昼、夕方)はそれほど拘ることはない。 「尿意を仄かに感じて目覚めた」これは俳句的表現。 「尿意ほのかに」これが面白い、ゆう子の言いたいのもこれだと思う。 そうだとしたら、目覚めけりの「けり止め」これが強すぎる。 「ひぐらしや目覚めて尿意ほのかなる」 これなら「尿意」が句の中心に座る。 「や」「けり」の切れ字が二つ、これは問題ない。