bnkosyouのブログ

表記された言葉の奥にあるもの//言い終えて何かあるか、俳句は詩、ということを忘れている人は多い

いかにバカになるかの競争である

待ちて今日ぜんまい土をやぶりけり
水原秋櫻子
 
寒椿今年は咲かぬやうすなり
 
暮れてゆく糸瓜に長さありにけり
雨宮きぬよ
 
芭蕉の、俳句は三尺の童にさせよ、から始まり。
俳句は、下手に作れ、ボーっと作れ、ヌーっと作れ。虚子。
俳句は、強い言葉で毀れ、ゆるい言葉で成る。龍太。
俳句は、いかにバカになるかの競争である。岸本尚毅
表現は違うが、言っている意味は同じ。
 
春寒や足まで長く手ながざる
春寒や後肢長く手ながざる
小姓