2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
窓の雪女体にて湯をあふれしむ―桂 信子自分の真っ裸を読者にさらけ出している。「窓の雪」と「窓に雪」では多少鑑賞に違いが生じると思う。二十歳か、三十歳か、五十か六十歳かでも気色は違う。極端に音数を制限されている俳句、十七音でも長いという俳人も…
元日や草の戸ごしの麦畑<招波>招波は江戸時代の俳人、俳句では古典俳句になるのか?元日や、の、や、は切れ字だけれど、元日を強く打ち出した、や、でもある。「草の戸」というのは、草でこしらえた戸。「麦畑」俳句門外漢の方にはこれでつまずく、文章と…