bnkosyouのブログ

表記された言葉の奥にあるもの//言い終えて何かあるか、俳句は詩、ということを忘れている人は多い

2020-02-20から1日間の記事一覧

「極私的袖のしぐれを小夜しぐれ」 「を」この間投助詞、を/で切るのでしょうか。 どのように読み解くのか? もし、芭蕉が読んだらどのように解するのか? 「極私的袖のしぐれに小夜しぐれ」「極私的袖のしぐれや小夜しぐれ」なら分りやすい。 芭蕉に「を」を使った時雨の句があったことを思いだして、記事にしてみました。

人々をしぐれよ宿は寒くとも 芭蕉通釈・句会の座敷がたとえ寒くなろうともかまわぬ、時雨よ一降り降って風雅を求めて集まった人々に詫びた風趣を添えよ。 外来の路通を交えた伊賀門人の会での作。 「人々を」の「を」は感動の対象示す間投助詞から転じた格助…