bnkosyouのブログ

表記された言葉の奥にあるもの//言い終えて何かあるか、俳句は詩、ということを忘れている人は多い

主観を捨てましょう

話は世間なみのことを話せばいい。
考える時は、世間も自分も突き放して考えよう。

伊賀に来て翁時雨と言ふに遭ふー石山 貞
少し俳句をやっていれば「伊賀に来て」は、「説明」とういことは誰でも分かる。
選は創作なり。

中辛の思はぬ辛さ漱石忌―折戸 洋
いい句は季語が動かない。
「中辛の思はぬ辛さ獺祭忌」これだったら長嶋 有は採らなかったと思う。