夕映えや両膕の極秘の汗
(膕「ひかがみ」)
なぜ「夕映え」なのか?
なぜ「極秘」にしなければいけないのか?
読み解けない。( ;∀;)
机上に蛾白し小さし生きてなし
池田澄子
この句も解けなかった句。
「机上に蛾」「白し小さし」←これは分かる。
「生きてなし」これをどのように読み解くか、分からなかった。
作者は屈指の俳人、出来損ないの句を発表するはずはない。
蛾は小さくても歓迎されない、何かで叩いて殺したと思っていたが死んでいなかった。
「なし」は、机の上にいなくなっていた、この「なし」は俳諧的には成立すると思う。
「し・し・し」この三つの脚韻はあまり効果はない、作者も分かっていると思う。