物とものことと事の取り合わせの食い違いが大きいほど面白い
哲学や下学や薩摩芋の旬
池田澄子
哲学(名詞)ここでの、や、は、強意。
(下学「かがく」)(名詞)
哲学は哲学、下学は下学の言葉からくる風がある。
その風を感じ取るのは読者。
薩摩芋の旬、作者の育った時代は世間一般の食べ物。
僕が感じ取った風は「薩摩芋の旬」が一番強い風。
作者の狙いは、芋と学問の対比。