2020-09-19 持ち重り 六月の葉ずれに眠り赤ん坊 石田郷子 爽やかな風が吹き抜ける六畳間、というところか? 六月は不思議な月、はる・なつ・あき・ふゆ、は明快に区切られている、実感として感じることが出来る。 六月は違う、「梅雨」のはしり・中休み・五月晴れは梅雨の晴れ間のこと。 梅雨寒むし、晴れれば真夏の暑さ。 春でも夏でもない気候。 六月の着て出た上着持ち重り ろぐわつのきてでたうはぎもちおもり) これなら普通の作りかた、少し俳句を勉強した者なら誰もが詠む。 六月の着て出たキティ持ち重り 小姓