冷やか・冷ゆ・冷え・冷え冷え・冷や冷や・冷気
空気が冷えてくると、肌に触れる物に、冷たいというほどではないが、冷ややかさを感じる。
事物を心理的に捉える場合にも、この表現を使うことがある。
(歳時記)より。
冷え冷えとわがゐぬわが家思ふかなー相馬遷子
冷え冷えと抜身寝かされゐたりけりー永野ヤヨイ
冷やかに告知の椅子に待ちゐたる―池田加代子
事物を心理的に捉える場合にも、この表現を使うことがある。
上掲句は心理的な使い方。
俳句を作り、その作品の良否,可否を判じてくれる人がいなければ上達は出来ない。
詠むことより、読むことが先、俳句が読めなければ、作れない。