(「粃」しいな、殻ばかりで実のない籾) 「燕の顔」ですよ。 八木三日女・大正13年(1924年)7月6日生
三日女・三句
しひらしひらクローバよりも白き幸
幸せなんだけれども其の幸せは白い、三日女はそう言っているからそれを尊重すべきでしょう。
女医臭ふ幾度び花火くゞりても
(ニは丹で赤色、ホは穂・秀の意で外に現れること、即ち赤などの色がくっきりと色づくのが原義。転じて、ものの香りがほのぼのと立つの意)広辞苑
交みゐし燕の顔の裏表