法医学・桜・暗黒・父・自瀆
寺山修司
(ほういがく・さくらあんこく・ちちじとく)十七音になっている。
法医学と自瀆
自瀆と桜
暗黒と自瀆
父と自瀆
・*・ 句の中心は自涜。
「桜」は季語だけれど、季語として使っていない。
ここでの桜は女。
法医学は、相手が妊娠した場合、生まれてきた子のDNAの確認。
(ジトク)と関係ないかも知れないが、僕にはそれしか解釈できない。
暗黒は、修司のこころの闇。
「父」は、修司しか分からない、深読みすれば結び付けることは出来る。
「人」に別誂えはない、歴史に残る立派な人物でも異性を求めるときは、
普通の男、女である。
難解句。