bnkosyouのブログ

表記された言葉の奥にあるもの//言い終えて何かあるか、俳句は詩、ということを忘れている人は多い

サルビアの咲く 猫町に 出でにけり ・平井照敏 七・五・五、で読む


未発表
     雨宿り飛び込む中は四葩かな
                     bn
             (四葩「よひら」)紫陽花の傍題季語。

                雨宿り飛び込む中の四葩かな
                  「は」と「の」の違い、僕は「は」だ。
                 の、なら飛び込んだ後の少しの“間“が出来る。


     サルビアと雨しか見えぬ雨宿り
                      馬場公江
        雨が降っているから、雨宿りしたのだから、雨宿りと雨は重複。
               芭蕉の名句、古池と水の音も重複。
                 詩に理屈はつうようしない。
    僕は、季語の「サルビア」になじみがないけどなんとなく雰囲気はわかる。