bnkosyouのブログ

表記された言葉の奥にあるもの//言い終えて何かあるか、俳句は詩、ということを忘れている人は多い

声もない、音も小さい


梅を干す真昼小さな母の音飯田龍太
音で存在を感じている、音で母親が何処に居るのかも分かる。
龍太は原稿の締め切りに追われ、筆を走らせているのでしょう。
「梅を干す真昼小さな母の・・・だったら凡。
夏の真昼、人は屋内で暑さを耐え凌ぐ、従って声もない。

百日紅ラジオのほかに声もなしー草田男